いつも仲良くさせていただいてる先生からお墨付きをいただいていることもあり、あと同世代からもよく聞かれるので、そろそろ書かなきゃなぁと思っていた美容鍼のこと。書きますね(^0^)
もともと中国にはあったようなのですが、それがアメリカに渡り、薬やメスも使用せず安全な上に効果が高いのでハリウッドの有名人たちが
こぞって受け始め、日本に逆輸入され、今や日本でも同様に女優さんやモデルさん他に定着した美容法です。
元々治療効果の高いはり・きゅうではありますが、それをお顔の悩み解消に利用しているのです。
ですから、髪の毛よりも細い(時々どこにあるか見えずらいくらい)鍼をお顔の主要なツボに打っていきます。
「痛いか?」と聞かれますが少しちくっとするくらいで皆さん「打ったんですか?」ってビックリすることが多いです。
効果があると言われているのは次の通り。「しわ」「たるみ」「しみ」「くま」「くすみ」「浮腫」「にきび、吹き出物」・・・
私の経験上では「しわ」(とくに眉間、ほうれい線の)「たるみ」(目蓋が上がって目が大きくなります)(頬のラインが立体的に)
「くすみ」(施術後、皮膚に艶がでます)に効果が出やすかったです。逆に「しみ」は効果が出にくい感じでした。
レーザーの方が早いかしれませんが、シミは種類もあって専門としている先生でも薄くするのは難しいものもあると聞いたことがあります。
また、鍼を打ってなんで効果が出るのか?というと、鍼が皮膚や皮下に微細な傷をつけることで皮膚の修復作用が高まると言われています。
植物なんかを育てているとわかりますが、成長が鈍くなった時など、適当に葉を落としたり、根を切ってあげると、とても元気になりますが、
人間でも同じこと起きていると言えます。
顔だけ鍼灸治療をするところもあるようですが、当院では身体の治療もします。古より「顔は内臓の鏡」と言われており、内臓の状態がお顔の
悩みとして反映されていることが多々あるからです。身体の健康なくして、本当のお顔の美しさはないと考えています。
あと、受診する際は、最初だけは週1回の三週間連続での頻度をおすすめします。皮膚にはターンオーバーというサイクルがあり、おおよそ28日で皮膚が生まれ変わるのです。そこで余り治療頻度を空けすぎても効果がわかりにくいというもの。
薬やメスも使わず、安心安全とはいえ、リスクはあります。若干の出血と本当にまれですが皮下出血が生じることもあります。いわゆる「青たん」ですが、一、二週間で消失してきれいになります。が、知らないとビックリしてしまう方もいるので、この場を借りてお話しさせてもらいました。
長文、雑文ですが、美容鍼って?と思われている方の参考になれば良いかと思います。知りたいことがあれば、どうぞコメントください。
追記しますね。
「形成美容やエステティックはなんか敷居が高いけど、顔は気になるし、ついでに肩こりや便通も良くなるから鍼に行こう!」
こんな感じで鍼灸を利用していただけたら良いなぁと思う今日この頃。
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